最近観た、いくつかの展覧会のメモ。
2011.11.27 『せってん』@徳林寺
障害をもつ作家による展覧会。一番笑ったのは「2011年17歳2012年18歳2013年19歳…(以下2040年まで続く)」と書かれただけの作品。施設スタッフのアイディアなのか、このラクガキを額に入れて展示しちゃったユーモアは結構大事な気がする。
この展覧会、「障害をもつ」人の作品だけに限定せず、もっと誰でも出品するスタイルにしてもいいのかもしれない。そしたら、「障害」の有無が、逆転してしまうかもしれない。
2011.12.3 『今の自分+展』@ギャラリー矢田
名古屋市立大学芸術工学部卒業生による、卒業してからの作品。卒業生の「仕事」が見られるかと思ったが、絵画などの美術中心で予想外。
自分が似たテーマで展覧会を企画するなら、『スケッチブック・手帳展』のようなものを見たい。卒業生や在校生のスケッチブックを展示する企画。以前あった、有名デザイナーや画家らのモレスキンdetour展の、芸工生バージョン。同世代のスケッチや日記、メモを見るのは、かなり刺激的だと思うのだが。(これはSNSなどのインターネットを通じて得られる刺激とも違う。)
2011.12.10 『創炎 奨励展』@ギャラリーMiLu
友人の描いた絵画も展示されるとのことで行ってきた。
自然の、ドラマチックな瞬間に出会ったように、はっとする光景だった。
最近、建築図面のCADしか触っていない自分は、圧倒されてしまった。